日本の風物詩といえば多くありますが、お正月に見られるものとして、「凧揚げ」があります。
一昔前ほどではありませんが、今でも凧揚げを行っている姿を見るのではないでしょうか?
30代のわたしが子供の頃は、父の手作り凧で凧揚げ大会に参加したことを思い出します。
凧が高く上がると嬉しかったものです!
自分が子供のときに感じたこの喜びを、今度は自分の子供にも、感じてもらいたい♪
そんな思いを抱いているパパ・ママのために、凧揚げをする時に適した場所や天気、やり方などをご紹介します。参考にどうぞ!
凧揚げに適した場所とは?
まずは、重要となるのが場所選びです。
基本的に風が吹く場所であれば、どこでも凧揚げを行うことができますが、強いて言うなら、河川敷や広い公園が凧揚げに適しています。
しかし、一昔前よりも建物や環境が変化していたり、時代の流れとともに凧揚げが禁止されている場所が多くなったため、場所は考えなければならないでしょう。
河川敷
まず、おすすめするのが河川敷!
建物や電柱がなく、風を遮るものもないので、凧を揚げやすい場所になります。何より車が通らないので交通事故に遭う心配がありません(水難事故には気をつけましょう💦)。
広い公園
広い公園がある場合は、そこも凧揚げを行うのに適してします。
狭い公園だと凧が公園外に出てしまう可能性や、木などに引っかかる可能性がおおいにあります。
そもそも狭い公園は、だいたい住宅街にあることが多いので、他人の家に凧が引っかかったり電柱に引っかかってしまいます。なので”広い”公園がポイントとなります。
しかし、場所によっては凧揚げ自体を”禁止”にしてある公園もあるので、注意書きなどを確認しておくと良いでしょう。
凧揚げに適した天気とは?
間違いなく、「快晴日和」でしょう。さらに、少し風があると尚いいですね。
風は強すぎず、弱すぎず、ちょうどよい風の強さがあると、誰でも気持ちよく凧揚げを行うことができます。
多少曇っていてもいいですが、雲が多すぎると、写真の見映えが今一つに😵
やはり、晴れた青空を気持ちよく飛ぶ凧のワンショットが欲しいですよね。
凧揚げに適した人数は?
凧を揚げるのに必要な人数ですが、大人の場合は1人でも大丈夫ですが、ビギナーズは2人がおすすめ!
特に、初めてやる場合には、1人でやってしまうと上手にできず、結局、あきらめてしまうことが多いです。そうなると、小さなお子さんは飽きてしまいます。
わたしが子供のころ、そういうこともありました(笑)
そして、一度にたくさん凧を揚げると糸が絡まりやすいので周りの人数にも気を付けましょう!
一度糸が絡まると糸を解くのにかなり苦労する上、最悪凧が大破してしまう可能性があります。
周りとの距離は十分に離れたほうがよいでしょう。
凧揚げの手順とコツ
○手順1
まずは風速を測ることです。
「風速0.5mくらい」が適切とされていますが、実際はわかりません(笑)
そこで目安としては、そよ風くらいの感覚、と覚えておきましょう!
○手順2
次の手順としては、立ち位置(ポジション)です。
もし二人でする場合、凧を持つ役の人は、両手を上げて、凧を水平に持って支え「風下」に立ちます。
そして、糸巻きをもつ人は「風上」に立ち、間隔は5mくらいがベストです。
○手順3
立ち位置(ポジション)が決まったら次に、「風下から風上に向かう」これを守ってくださいね。
こうすることで凧が風を受けやすくなるので、歩くだけで凧は自然と上がっていきます。
凧を持っている人が凧を手から離すときのコツは、少し上へ押し上げるような感じで離すとうまくいきます。
糸巻きを持っている人は、糸巻きから糸を伸ばしながら、凧が安定して風に乗る高さになるまで走ります。
○手順4
風に乗って、凧が上がり出したら凧の方を向き、時々糸を引いて、凧を安定させましょう。
凧が上がって糸がピンと張ってきたら糸を伸ばし、糸が緩んで凧が下がってきたら糸を巻いたり走って調整しましょう。
※なかなかうまくいかないときは、距離や走る速さを、変えてみてくださいね。
まとめ:親子でとにかく楽しむことが大事
最初は、なかなかうまく揚がらないかもしれません。
でも、あきらめずに、お子さんと一緒に、何度もチャレンジしてみてくださいね。
人生で初めて経験する小さなお子さんの場合は、パパと楽しんだ思い出は忘れられないものとなりますよ😉