「子供が習い事に行きたがらない。行っても身が入っていない・・・やる気を出させるにはどうしたらいいの?」
そのような悩みにお答えします。
「ちゃんと真面目にいって練習しなさい!」
子供のためにと思って始めたレッスンが原因で親子ケンカのタネになって、ついガミガミ叱ってしまって自己嫌悪に陥てしまうことありますよね。
習い事は始めてみると練習時間の確保やモチベーションの維持も難しいものです。また、練習してもすぐに成果がでないし、大会や発表会では不安になる。さらに、上達の早い友達と比べてしまう・・・
ここでは、そんな子供のやる気をどのようにして引き出せるのか。音楽教室や教育心理学の研究を参考に、ちょっとしたコツを紹介します。
子供が習い事教室で挫折しないための方法
子供が習い事教室で挫折しないための方法を紹介します。
幼児期から音楽に親しむ
幼児は歌やダンスが大好きです。わが子もミュージカル風でオリジナルの歌と踊りで周りを楽しませてくれますヾ(≧▽≦)ノ
まだ自意識が強くない幼児期には上手下手や周りの反応を気にせず、音を奏でたりリズムを取ったりしましょう。遊び感覚で始めて音楽が生活の一部になれば、練習が習慣化し、親に言われなくても自発的にするようになります。
遊び感覚の学びから系統だった習得のステップへと、子供の成長に合わせて進んでいくのがベストです。
子供が楽しいと思うことが一番。親も一緒に演奏したりリズムを取ったりして音楽の楽しさを教えましょう。
才能ではなく褒めるのは努力
プロの音楽家をみると「この人は才能がある」と決めつけ、これまで苦労なくきたと思いがちですが、実はそうではありません。
その素晴らしい演奏は、まさにたゆみない努力のたまものです。
子供は「才能がある」と褒められると、子供は楽器や歌の習得には才能が必要だと思い込む。練習してもなかなこうまくできないのは自分に才能がないからだ、と決めつけるようになります。
結果よりも努力の過程を誉めましょう。子供は練習の積み重ねが上達につながると思うようになります。
「継続は力なり」と教える
一つのことを習い続けることは大事です。
子供は大きくなるにつれ、親の誉め言葉の効き目が薄れてくる。だからこそ、言葉一つで大きな影響を及ぼす時期を活かさない手はありません。
自力でモチベーションを上げるか、さまなければレッスンをやめることになります。そう、10代の子供は一つの分岐点でもあります。
ある研究では、1つの楽器を習い続けた子はより高い習熟度を示すことが分かっています。楽器を演奏できることは特技になるし、大人になってからもいろいろな形で音楽を楽しめます。
歌や楽器は子供のプラスになり生涯の楽しみになもなります。何か楽器の一つを子供に習わせたいですね。
練習曲は適切なものを選ぼう
好きなアーティストの曲を習いたいと言い出す子供がいますが、必ずしも今の流行り曲が練習曲に向いているとは必ずしも言えません。
いくら好きな曲でも技術的に難しすぎると、すぐに挫折してしまいます。
やはり子供の年齢や技術レベルに合った曲を選んで基礎をしっかり身に着けさせることが大切です。
まとめ;家族みんなで楽しむ
レッスンや試験も大事だが、歌や音楽は本来、人々が楽しむもの。
音楽を生活の一部にして、家族や親族が集まるときに披露するのもいいでしょう。
子供が、新しい課題に苦戦しているときはそっと寄り添い、課題をクリアしたら一緒に喜びましょう。横でガミガミ小言を言うのは厳禁ですね(笑)