「家事代行」市場、2017年度は906億円 世帯年収1000万円以上では約4割の女性が利用
「家事は大変」と思っている方は多いのではないでしょうか。
とくに子育てが始まっているママとパパは時間との闘いです。
もっと趣味や習い毎など、好きなことに時間を割きたいな。
今回、大変な家事をどうにかしたい方へ、「家事代行サービス」を一つの解決案として紹介します。
やっぱり家事は大変
時代が変わり、女性の社会進出が増加し、男性の家事参加が求められるようになりました。
しかし、まだパパの家事参加はまだまだ少ないのが現実ではないでしょうか。
お風呂を溜めながらご飯を作ったり、洗濯を回しながら違う家事をするなど、家事は同時にいくつものタスクをこなさなければいけません。
子供の面倒もみないといけないから大変💦
そんな家事に対して、苦手意識をもっているパパは多いのではないでしょうか。
じつは、男性は同時に違うことを考えることが苦手ということが脳科学的に証明されています。
一方、女性は社会進出しているにもかかわらず家庭での役割はそのまま(のケースが多い)、なのでストレス因子だけが増えていくばかり。
近くにサポートしてくれる方がいたら心強いですが、周りに頼る人がいないという環境下におかれている家庭も多いと思います。
そんな時の解決策の一つとして「家事代行サービス」です!
家事代行サービスの動向
国内の家事支援(家事代行)サービス市場動向によると、
家事代行サービスの国内市場規模(利用者の支払金額ベース)は2015年度が853億円、2016年度が879億円で、市場は拡大を続けています。
家事代行サービスの利用経験においては、働く女性の18.8%が利用経験がありと答えており、13.9%が「利用したことはないが利用を検討している」と回答、利用に前向きな女性が多いです。
世帯年収別の利用経験率をみると、世帯年収「1,000万円以上」が39.4%、「700万円以上1,000万円未満」が23.4%、「500万円以上700万円未満」が16.4%、「300万円以上500万円未満」が16.9%、「300万円未満」が18.6%となっています。
世帯年収が高い女性ほど利用経験が多いのは納得ですが、300万未満の世帯でも2割近い人も利用していることに驚きですね。
それだけ需要があることを示し、これからも利用者は増えそうですね。
家事代行サービスの制度も整いつつある
家事代行サービスの需要が拡大する中、供給側の制度も整いつつあります。
◆プロのハウスキーパーが家事をサポート・クラシニティ
政府が進める事業の一つに国家戦略特区の「家事支援外国人受入事業」があります。
この「家事支援外国人受入事業」は、女性の活躍推進や家事支援ニーズに対応するために、地方自治体などによる一定の管理体制のもと、家事支援サービスを提供する企業に雇用される外国人材の入国・在留を可能とするものです。
すでに東京都、神奈川県、大阪府、愛知県などが特区認定を受けています。
家事支援を行う外国人の条件は、満18歳以上で実務経験1年以上、研修の終了など一定の要件を満たす必要があるとされています。
外国人を受け入れるのは特定機関として認定を受けた事業者で、指針に即した措置の実施や経済的基礎、事業実績3年以上などの要件が求められます。
家事代行サービスを上手く利用しよう
家事を効率よくこなしたり、他人の力を借りることで、自由に使える時間が増えます。
例えば、1日1時間自由の時間が増えたら、1週間で7時間、1か月で30時間、1年で360時間…結構な時間が作れますよね♬
その時間を、趣味や自己啓発で自分のために使うのもよし、子どもと十分にコミュニケーションを取るのもいいでしょう。
「時は金なり」とよく言ったもので、可愛い子どもとの時間も有限です。
この限られた時間はそんなに多くはありません。”ぴろ”は子どもとの時間を増やしたいと強く思っています。
<こんな方におすすめ>
・専業主婦だけど、子どもとの時間を増やしたい方
・趣味の時間を増やしたい方
・そもそも家事が苦手な方
少しの出費で、かけがえのない貴重な時間を確保することができますよ✨✨
まとめ;今後も需要は増える見込みです!
家事代行サービスの利用経験者は18.8%にとどまっていますが、女性の社会進出や世帯年収の増加で、利用者はさらに増えてきそうです。
制度の方も整備されてきていますので安心して利用できるようになりました。まだ利用したことのない方も一度試してみてはいかがでしょうか(^_-)-☆