パパ的おすすめ度;★★★☆☆
実写版アラジンは1992年に公開されたディズニーのアニメ映画「アラジン」を実写リメイクした作品です。
子育て中の”ぴろまえ”が、親子で実写版アラジンをみてきたので感想をまとめてみました。
結論としては、アニメ版を見たことない人やディズニー系映画を見たことないで人でも楽しめる映画だと思います。
この記事を見て実写版「アラジン」を見るか迷っている方の判断材料になると嬉しいです。
※本記事には『アラジン』に関するをネタバレ情報を含んでいます。未鑑賞の方はご注意ください。
実写版アラジンのあらすじ
アグラバーの街で暮らしているは市場で盗みを繰り返す青年「アラジン」。
ある日、彼は「ダリア」と名乗る女性と出会う。城から来たことを見抜いたアラジンは、お金の支払いがわからない彼女を連れて逃げ、心を通わせた。
しかし、猿のアブーが彼女の腕輪を盗んでしまったことで幻滅されてしまう。
城に忍び込み、腕輪を返そうとするアラジンだったが、そこで彼は彼女の告げた「ダリア」が嘘の名で、本当は「ジャスミン」という名前の王女であることを知る。
2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟へ。
青年アラジン、王女ジャスミン、そして“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人「ジーニー」。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?
実写版アラジンのキャスト
実写版アラジンのキャスト陣をみてみましょう。
✅アラジン メナ・マスード
✅ジャスミン ナオミ・スコット
✅ジーニー ウィル・スミス
✅ジャファー マーワン・ケンザリ
✅イアーゴ アラン・テュディック
✅サルタン ナヴィド・ネガーバン
✅ダリア ナシム・ペドラド
監督は豪華な画作りやスタイリッシュな演出が魅力的なガイ・リッチー監督。「シャーロック・ホームズ」や「コードネーム U.N.C.L.E.」といったアクション大作も手がけています。
音楽はオリジナル版を手がけた天才作曲家アラン・メンケン。
次に、気になる主演二人のキャスティングについてみてみましょう。
(引用;アラジン|映画|ディズニー公式)
“ダイヤモンドの原石”のように、貧しくも清らかな心を持つ青年アラジンを演じるのは、メナ・マスード。カナダ国籍でエジプト出身の新人で、今回、オーディションで抜擢されました。
圧倒的な歌唱力を見せ付けたのがジャスミン役のナオミ・スコット。ハリウッド女優の中でも珍しいインド系の女優さんです。
そして本作品に欠かすことのできないキャラクターであるランプの魔人ジーニー役を演じるのはハリウッドを代表するスターであるウィル・スミス。
(引用;アラジン|映画|ディズニー公式)
アグラバー王国の国務大臣にして、王位の略奪やアラジンの暗殺を目論むジェファー。そんなジャファーを演じるのは、オランダ出身のチュニジア系俳優マーワン・ケンザリ。
(引用;アラジン|映画|ディズニー公式)
実写映画オリジナルキャラクターの侍女ダリアを演じるのはナシム・ペドラド。彼女は王妃であるジャスミンの唯一の親友、本作品の特徴の一つでもあります。
(引用;アラジン|映画|ディズニー公式)
実写版アラジンを親子で見た感想
親子4人で実写版アラジンを見に行きました。その時の感想をパパ目線でお送りしたいと思います。
まずは、なんと言ってもランプの魔人ジーニーを演じる“青いウィル・スミス”に衝撃‼
3歳の娘が「見て見て、あの人青いよ!」とテンションを上げるくらい(笑)
初めてそのビジュアルが公開された時には、SNSでかなりイジられていましたが、マシンガントークに乗せてジョークを連発するジーニーに愉快なウィル・スミスのキャラクターが見事にハマっていたと思います。
アラジンが颯爽とパルクールを用いてアクロバティックに追手を振り切るシーンが冒頭の見どころであり、スローモーションを効果的に用いた演出や、うねるようなカメラワークはハラハラさせられます。
アラジンとジーニーの初対面シーンで披露されるご機嫌なミュージカルナンバーに、グラミー賞受賞ラッパーでもあるスミスの個性をリミックスさせ、ヒップホップ調のアレンジが効いたアッパーも最高!
ジーニーの魔法で“王”になったアラジンのド派手な行進シーンは、テーマパークでみる大行進のパレードのようでテンションが上がってきます♪
エキゾチックな外見が美しく、圧倒的な歌唱力を見せ付けたのがジャスミン役のナオミ・スコットは、この映画の評価を引き上げる要因の一つになっています。
とくに「スピーチレス~心の声」はディズニーアニメ版にはなかった新しい楽曲であり、ジャスミンの凛とした“気高さ”を表した力強いソロ・ナンバーは必見です。
個人的には鳥肌が立ったシーンでもあります(^_-)-☆
ちょっと気になったのがジャファーを演じるケンザリのカッコよさ。たしかアニメ版よりはそんなに若くなかったと思うけど(笑)
本作の影の功労者である魔法の絨毯とアラジンの愛猿アブーも忘れてはいけませんね。その愛らしい仕草と躍動感に魅せられること間違いなし!
ガイリッチー監督らしくせわしない画が多いですが、歌ありダンスありアクションがある実写版アラジンは、小さな子どもには分かりやすい映画でした。
実写版アラジンの見どころ
パパ目線でおくる実写版アラジンの見どころを紹介します。
わくわくハラハラ、手に汗握るアクションシーン
兵士たちに追いかけられるアラジンのシーン。アラジンだけでなくジャスミンもいくつかのアクションをこなしており、その逃亡シーンはリアリティがあり、手に汗握る表現となっています。
しかし、アグラバー自体が複雑な構造を持つ街として描写され、さらにカメラワークがやや複雑だったので、状況が分かりずらい印象を受けました。
圧巻のミュージカルシーンの数々
たくさんのダンサーや沿道を埋め尽くすアグラバーの人々がリズムに乗ってお祭り騒ぎをしているシーンが映し出され、見ているこっちまでウキウキした気分にさせられます。
スクリーンから感じ取れるエネルギーは、なんといっても感動的です。
<作品を盛り上げる楽曲>
「ホール・ニュー・ワールド」
なかでも絶大な人気を誇る楽曲。アラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って大空を駆けめぐる象徴的なシーンで歌われています。
アカデミー主題歌賞のみならず、グラミー賞の主要部門である最優秀楽曲賞を受賞したのは、数あるディズニーソングの中でもこの1曲だけ。
「スピーチレス~心の声」
困難に立ち向かおうとするヒロイン、ジャスミンの決意が込められた「スピーチレス~心の声」は、聞く人に勇気を与えてくれる1曲。
「フレンド・ライク・ミー」
魔法のランプから飛び出したジーニーの独壇場となるこの曲は、ハイテンションな歌いっぷりとヒップホップなノリが聴きどころ。
「アリ王子のお通り」
豪華絢爛なパレードが繰り広げられるシーンで使われている楽曲。
まとめ;親子でみるにほど良い展開とエンターテインメント要素
実写映画版「アラジン」は、テーマとメッセージを現代らしくアップデートされているので、昔子供の頃にディズニーアニメ版を観たことがあるという大人も、新鮮な感動があります。
歌はもちろんですが、ダンスやアクションが素晴らしく、親子でみるにほど良い展開とエンターテインメント性のある作品は、まるでミュージカル映画のようで親子で楽しめる映画です。
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